夜も深まり…

旅の途中で野宿をすることになった俺たちは、用意した小さな焚き火を2人で寄り添って座っていた。

夜風は少し冷たく、すでに規則正しい寝息をたてた男の髪を軽く揺らす。

寄りかかった男の重みと体温を心地良いと思うのは、自分もヤキがまわったという事だろうか?

そんな事をしみじみと思いながら、俺はその男を起こさないよう、ゆっくりと目線だけを動かして様子を眺めた。

焚き火の明りで、彼の姿ははっきりと観察することができる。

黒い髪…健康的な色の肌…そして長旅ですこし薄汚れた、しかしこの男に一番似合う服。

上から下まで見渡して、そして俺は徐に手を伸ばす。

それは抑えきれない衝動。

そっと、軽くひっぱる。起こさぬよう、慎重に…

「…ン……」

小さく喉がなる音に驚いて、一度様子を見る。

起きる気配はないが、いつ目を覚ますかと、どこまで気付かれないかと思うと余計に興奮した。

少し、自分の呼吸が荒くなったような気がして静かに深呼吸をする。

そして、もう一度…

「ッ…」

眠ったまま、それでも反応を返す様に可笑しくなって、俺は口元を緩めた。

俺は今、ニヤニヤとあまり品の良くない顔をしている事だろう。

声を出して笑うのを抑えたため、肩が小刻みにゆれる。これでは、いつこの男が目覚めるかわからない。

俺は、ついに覚悟を決めた。

そっと、もう一度先ほどのものをつまむと、今度は思いきり引っ張った。


プツ。
「ッ!!…ってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」



耳元で喚く男に、俺は遠慮なく眉をひそめた。

「五月蝿い、今何時だと思ってるんだ」

「今何時って…今!!今、てめぇは何をしやがった!?」

「この俺をてめぇとはなんだ、いい度胸だな貴様」

「え…いや、その…」

その後しばらく俺たちの間で会話がなくなったのはいうまでもない。

次の目的地まで、あとまだまだしばらくは2人旅だと言うのに…





 
ゴメンナサイ、ゴメンナサイ、ゴメンナサイ。
ほんの出来心です。超絶バカ文書いてゴメンナサイ。
しかも内容中途半端で終わらせて意味わかりません、許してください。
え〜と、何を言いたかったって言うと、深涼はですね、気になって仕方ないのですよ。
炎の英雄のチラリズム(?)で見えてる生足部分。
いやね、その…どう若く見積もっても18はいってそうじゃないですか、彼。
そうしたら、そこからスネ毛なんかピロって…見えててもおかしくないよね。ってか生えてるだろ、普通。
でもイラストには描いてない(笑)いや、描いてあるのもどうかと思うけどさ。

きっと彼は体毛が薄いのねとか思って、でもそういうのってお約束的に1本だけ見えてたりとかしたりして、
そしたらさ、やっぱ引っ張ってみたくなるでしょ!?
これってもはや人間の心理だと思うのよ。誰でもきっと、絶対思うはずだと。
ちょっと想像してみてくださいよ、ちょっぴり見えてる麗し(?)のおみ足に1本だけ毛が生えてるの。
思いっきりさ「その1本が美観をそこねてるのよぉぉぉ!!」って抜きたくなりません?いや、なったはずだ!!
それをこっそりSSで代りに行動してもらったのでした。
あ、炎さんのお相手は別に誰でもいいです。かってに妄想して読んでくださいね。




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